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2008/06/04

【舳倉島情報】

【春の舳倉島最終章】
 3日、今季舳倉の季節の終わり方が気になり行ってみた。この時期、バーダーの消えた舳倉は全く閑静そのもの。ゆっくりと動く季節の移行が感じられ、「あー、これが舳倉の普段の風景なのだ…」を痛感。景色の中の住民の皆さんの動きがゆったりとしていて、都会の街中の喧噪とは全く無縁のもの。聞こえるのはウグイスの鳴き声と耳をすますと聞こえるムシクイの地鳴き…。実にのどかな風景であった。


            暗い薮の中に動いたキビタキの(♀)?
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 ミゾゴイが未だいて、猫に襲われて木の上に飛び上がってきた。このミゾゴイその内に本当に猫の餌食にならなければよいのだが…。猫の動きを木の上から睨みつけているのが未だ救い。
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 もし何かが出てくるとすれば、ここしかない、と思われる場所にカメラを構えて八方睨みの形で待っていると、やがて、ばたばたと飛び出してきたのがこのジュウイチ。未だ若く、今着いたばかりなのか草むらの中に座って、しばらくはジッとしていた。やがて元気を回復したのか、近くの竹の枝に飛びついた。

jyuit-k2.jpg


 観察舎にメボソムシクイがいて、この他に眼にしたのは、ビンズイ?かと思われたのが数羽。警戒心が強く確認の暇もなかった。その他、龍神池に背黒カモメが数羽と薮の中をカラスに追われていると見られるトケンと思われる未確認物体(鳥)1羽。今年は毛虫の発生が非常に少ない。トケン類が少ないのもその関係かも知れない。帰り際、「今年は、とうとうヤマショウビンが来なかったねー」と声をかけてきた、最近、野鳥にも興味を持ち始めた島一番のベテランの海女さんに、「また、来るよ…」と別れを告げ、「舳倉の季節は未だ終わっていなかた…」、と後ろ髪を引かれる思いで島を後にした。