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2015/05/29

【キジ】

「なーんだキジか!-」と言わないで下さい。キジは古くから人間の生活文化に直接、深く関わってきた鳥です。「キジも鳴かずんば撃たれまいに‥」という諺の裏にある意味合いが(少々無理、強引!?)、それを物語っています。(詳しくは研究者、学者の皆さんにお聞き下さいー?!‥)。その間、暫く、息子達のところを回ってきました。金沢は今、北陸新幹線の開業で湧いていますが、駅構内から、一人がけ用の椅子の全ても撤去してしまった、所謂、観光客懐狙いの“おもてなし”スタイルの駅構内の構造(経済至上主義・金権志向)では、移動に困難有りと、航空便の利用にー。結論的に、川崎の「簡易宿泊所」の火事現場跡。隣のビルとの紙一重の生死の境で怯えた人達。その住環境の厳しさ。どこからともなく湧き出るような人の波。都市構造の混雑。心理的圧迫感。いろいろ考えさせられることが多く、深刻、憂鬱に‥。要は、そこから引き出された結論が、前回掲載の場所、また、金沢市郊外の‥「里山のキジ」になったという訳です。



これは、20年前のフイルムです。自宅裏のキジ、今でもこの子孫は周辺を俳諧しています。朝早くあの甲高い鳴き声で目覚めるときもあり、一瞬、優雅な気分にしてくれる瞬間です。
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これが前回掲載の場所、金沢市郊外の里山。おそるおそる、ゆっくりと辺りを警戒しながら出てきたところ。時間は、ゆっくりと流れています。忙しい日常を送っている人達には癒やされる瞬間ではないでしょうか‥。
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実一杯、威勢を張って「里山宣言」をしています。上空には子育て中のサシバが時折、舞うときもあります。
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同様、脚を踏ん張り「俺のエリアだーあー!」と、自己主張。
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何を想うのかー。野鳥たちが時折見せるー、遠くを見つめ、風の流れか、その臭いかを嗅ぐ様な、よく見せる侘びしさを含んだ表情。私には、常に、不安と同居しながら生きていかねばならなかった環境から生まれた、本能が生んだ表情!ー、と、思っているのですが‥。とにかく、都市の直ぐ傍にある澄んだ空気感に満ちた世界、悪くはないでしょう!‥大事にしたいとは思いませんか!‥
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若い人達が親の住む世界から離れ、みなが都会に向かい、その雑踏の中でなかでのみ生きていかなければならない現状。常に、紙一重の生死の境で生きていかねばならない都市空間。好むと好まないに拘わらず、彼らは、今住む世界をそのまま受け入れ、懸命に耐え、働き、生きていかねばならならない。本当は、この人々こそが有り余る財力を持った一部の人達を底辺で支えている人達なのに!‥。そんなこと等々、を考えると、つい憂鬱、深刻に‥。それに比べ、何とか平穏無事に老後を送っている自分たちのささやかな平安‥。一方で、大きな、そして深刻な矛盾を前にしても何もすることの出来ない無力感。混在する不安と安堵。年寄りの世迷いごと、と思っていいのですが‥。とにかく近くに、キジの鳴く里山があり、鳥たちが子育てをする空間がある。そんなところで暮らしていることに感謝しながら‥。皆さん!やっぱり、田舎が良いです!。

2012/06/06

【雌キジのプロポーション】

前回に続き、湯涌周辺田園の山側。深いブッシュの或る一角に昨年からいるキジの「ツガイ」。この日も人が近づいてきたためか、甲高い声をあげて飛び出してきた。暫し、辺りの様子を見回した後、ポーズをとったのが以下の画像。とても毛艶の良い個体。見てやって下さい。

容姿淡麗。雷鳥も良いが、こちらの方も負けてはいない、と思うのだが!‥キジ01 (580x381)


「空気感」というか、周辺環境の良さが感じられるのですが!‥キジ02 (580x383)


   こちらの方を見ている。「いい男がいる」と言っているような!?‥キジ04 (580x375)


      毛繕いをし!キジ05 (580x379)


      身だしなみを整えーキジ06 (580x388)


   後ろ向きだが、「バックシャン!だけじゃはない。前も、横も良いスタイル。キジ07 (580x386)


    「シャキッ!」とした「プロポーション」を見せ。「ハイ、終わりー」
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「“人間様”の注目度ばっかりが全てではない」。“そっと咲く日陰の花”の美しさ、ということもある。
2011/06/20

【キジの求愛】

金沢市近郊の小さな田園が点在する里山の一隅。キジの♂と♀が出てきて、離れた場所から、暫く、互いに呼び合う、のどかな風景があったが、或る地点でやがて合流。様子を見ていると、♂が♀の前で躰を膨らませたり羽根を広げてみせる動作を始めた。「これは求愛だ!」とカメラを向け撮影したのが以下の画像です。
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♀が受け入れる姿勢を示したにも拘わらず、♂はこの瞬間を逃してしまう。未だ、若かったのだ。♂こんなにも興奮しているのに、チト可哀想!…kiji-7.jpg

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この間、♂は、何度も♀の後をつけ回し、再度の挑戦を試みるも受け入れてもらえず。♀は、気を悪くしてすっかり興ざめの様子。♂は、がっかり、うなだれてしまう。kiji-6.jpg

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♀は「ハイ、さいならー!」、という様子。♂、未だ、興奮状態なのだが…♀「出直して来なさい!」「また今度ねー」と言ったかどうか?…kiji-8.jpg