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2007/06/26

【白山山系の野鳥】

【白山山系のアカショウビン】こゝ数年、白山山系のアカショウビンの話題がよく出る。アカショウビンの密度が濃くなっているのだ。2年前からは、関東・関西方面からのアカショウビン目的の観光ツアーが来るようになっている。ここにアカショウビンが出るということは、灯台元暗しなのか、ごく一部の野鳥関係のひとたちを除き、このことを地元のバーダ達の殆どは知らないでいる。一般、地元の人達の関心を越え、限られた観光ルートに、真っ先に情報が飛び、既に、資源化されているという事態に驚き、とりあえず、話題の焦点になっている、中宮温泉の現地へ行ってみた。
撮影条件は、松之山よりも奥胎内よりも遙かに楽だ。探す必要がないからだ。温泉旅館の駐車場兼ベランダに立ち、カメラを並べ、目の前の木にアカショウビンが来るのをただ待てばよいだけだ。辛抱強く待っていれば“幸運は向こうの方からやってくる”という、単純な型になっている。


        アカショウビン(1)
 既に、全国に、情報が飛び交っている中、間の抜けたことですが、一応、画像提供といきます。
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        アカショウビン(2)
 辛抱づよく待っていると、どうぞ、シャッターを押してくださいと、やってくる。 
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        アカショウビン(3)
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         アカショウビン(4)
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         アカショウビン(5)
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 帰りに、何時も行く地元の旅館兼食堂に立ち寄ったところ、女将さんが、「毎年、野鳥関係のカメラマンが、うちの家にも泊まるのに、今日まで、全く知らなかった。売りにしなければならないのに、全く知らなかった」「お願いだから、インターネットに出して」と悲鳴に似た声。

2007/06/21

【舳倉島情報】

【鬼気迫るメジロの大移動】18日(月)舳倉入りした友人の報告によると、ムシクイ類がボンボンと出ていて、シジュウカラの少群、キビタキ、ミヤマホホジロ、アオジ、アオバトが5~6羽とツツドリなどトケンが6~7羽が飛び回っている、とのこと。この友人は、フタオビヤナギムシクイを撮影したという。そして、それ以前、16日(土)に舳倉に入った別の友人も同様の報告をしていて、どうも様子が例年と違うようで、自分の目で確かめる他はないと、19日(火)後を追い舳倉入り。
 行ってみると、ムシクイ類はメボソが1羽。目立つのはカワラヒワ。ツツドリが1羽飛び回りながらしきりに鳴き、アオジがいて、シジュウカラの少群がいて、あとは、何時もいるセキレイとイソヒヨドリのツガイ。それ以上、暑い中を歩き回る体力も根気もなく、観察舎で水を張って何か出てくるのを待ちながら、ダウンの状態。眠気が来て、うとうとしていると辺りが何か騒がしい。眼をこらすと、数百羽のメジロの群団が上空を通過しながら、水場を見つけてどんどん降りてきているのがいるのだ。


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 皆一様に、大きく口を開けたまゝ、息を切らして眼を血走らせているという凄い状態。これがしばらくの間、降りてくるものと飛び立つものとが、入れ替わり立ち替わりして続くという状態。これまで、メジロの大移動は、何度も見てはきたがこんなのは初めてだった。日頃、メジロに抱いていたイメージがあるだけに、しばし、呆然としてしまった。


           ヨロヨロの状態。
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 口を大きく開けたまゝ水面を眺め、飛び込もうかどうしようかと思案している様子。水深が深いとみたのか、飛び込むものはほとんど無く、この極限状態のなかで、休息もとらずに、仲間の後を追い、また、飛び立っていくのだから凄かった。
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右側のメジロは、水面に降りるのをあきらめ、食いさしの何かの葉を口に挟んだまゝ、天を仰ぎ虚空を睨みつけたのだ。この瞬間が一番の驚きで、ギョットするような鬼気迫る瞬間だった。
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  このメジロも口を開けたまゝ、眼もうつろ、ダウン寸前の状態だ。
渡りの途中、力尽き海に落ちる鳥、漁船に飛び込む鳥の話をしていた、舳倉の漁師さんの話を思い出す。
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 本来、四季を通じて、留鳥として、日本の何処にでもいて、生存に支障がないと思われるメジロが、どうして、このような危険な渡り(移動)を強行するのか。一体どのような本能に突き動かされているのか。不思議な世界だ。帰りの舳倉航路の中で、いろいろと考えてしまった。
2007/06/16

【北海道の野鳥】

【キマユツメナガセキレイ】
6月からは北海道がシーズン。家内と12日からの礼文・利尻島をメインとしたツアー旅行に行ってきた。サロベツ原生花園は未だ早く、花も野鳥の姿も無くがっかり。帰路、売りであったはずのベニヤ原生花園が、何と、たったの30分の休憩。悲壮な思いで、カメラを持って飛び込むようにして撮影ポイントに直行。出てきたのは、オオノゴマ、コヨシキリ、シマセンニュウ、キマユツメナガセキレイ。この鳥達を、時間を気にしての、追い立てられるようにしての撮影。家内が傍でリードしてくれたので非常に助かった。家内への付き合いの旅ではあったが、腰を据えての撮影が出来ずツアー旅行はやはり駄目。北海道は、自然が売りの旅行の筈。にも拘わらず、おみやげ店巡りの行程で終わってしまうのがおかしい。消化不良。


        キマユツメナガセキレイ(1)
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        キマユツメナガセキレイ(2)
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        キマユツメナガセキレイ(3)
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        キマユツメナガセキレイ(4)
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        キマユツメナガセキレイ(5)
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2007/06/10

【自宅周辺の野鳥】

【クロツグミ】今年は、クロツグミの姿が殆ど見えなくなった。5月に1週間ほど、しきりに鳴くクロツグミがいたのだが、仲間がいなくて場所を移したのか、その後、姿を消している。10年ほど前までは、朝の散歩の足下に、ぴょんぴょんと出てくるクロツグミの姿があったが、その後、行政が進めた工事関係の手が入ったことから、めっきりその姿を消してしまった。


           クロツグミ(1)
 8年ほど前か…、自宅の裏であまりに鳴くクロツグミに、根負けした形でカメラを持ち出して撮った画像。この当時は、ネガフイルムを使っていた。
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           クロツグミ(2)
玄関から一分足らず、300ミリの手持ちカメラで。目の前に立っていても、平気で虫を突いていた。
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           クロツグミ(3)
居間の窓から、手の届くような距離の木の枝に止まって、カメラを向けても、なを鳴くのを止めなかった。この時期は、数組のクロツグミが栄巣し、海岸近くの栄巣ということで、話題にもなった。もう、そんな光景は見られなくなった。
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2007/06/04

【舳倉島情報】

【終盤の舳倉島】(part5)「ブッポウソウの飛翔写真」
 6月1日、終盤の舳倉の状態がどうしても気になり行ってきました。結論から言いますと、「舳倉は、未だ、終わってはいなかった」という印象でした。歩くと、ムシクイがボンボン飛び出すという状態で、島に一人だけいたバーダーに様子を聞くと、それでも「前日に、ムシクイの大群がやって来て、抜けた後」だということでした。シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、アオバト、アマサギ、コサギなどと、数羽のトケンがいて、「コウライウグイスも未だ居る」ということでした。「なんだか、例年とは、ちょっと様子が違うのでは…」という感じでしたが、午後には、ムシクイ類を残して、辺りが急に静かになり、午前中にいた鳥の姿が全く消えた、という状態になったので、私は、仕事の関係もあって帰りました。また、6月2日に10名ほどのバーダーが舳倉に入ったということですが、前日と変わらぬ状態に、殆どのバーダーが引き上げた、ということです。
 
 「お断り」画像の無断転載は禁じています。

           ブッポウソウ(1)
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           ブッポウソウ(2)
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           ブッポウソウ(3)
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           ブッポウソウ(4)
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           ブッポウソウ(5)
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 いずれも、今季、5月の後半に撮影したものです。大きく引き延ばすと、ピンボケのアラが出てくる不満足なものばかりです。腕と感の鈍さ。年のせいにはしたくはないが、やはり、このようなテーマの写真を撮るには、マニュアルレンズでは、ちょっと無理なのかな…と、考えたりして…。
2007/06/02

【舳倉島情報】

【「サメイロタヒバリ」と夏鳥・終盤の舳倉】(part4)
前回、【対馬の野鳥】の項で「ヤナギムシクイ?」かと紹介した個体の判定に関し、山科鳥類研究所から回答を戴きました。お忙しいところ快く対応していただき感謝しています。判定に関する詳細な説明を戴きましたが、回答の要点は、「体形、羽色から言ってムシクイではなくタヒバリだろう]。「一枚の写真だけで、確実に同定することは困難なところ」ではあるが、「多分サメイロタヒバリ」で、「内側大雨覆の先端の白斑が目立つことから、第一回夏羽の個体であろう」、ということです。



          「サメイロタヒバリ」
韓国や台湾では、冬鳥としての記録があり、対馬でも、1975年5月に観察の記録がある、とのことです。
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            キビタキ
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          マミジロキビタキ
   今回は、綺麗な2羽の個体でバーダーを楽しませた。
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            イカル
  14~5羽ほどの群れで飛び回っていた。もっといたかも…。
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その間(26日)に、「クロジョウビタキ」が撮影されていましたので紹介します。鳥友の新さんの撮影です。
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