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2009/06/08

【大日系のクマタカ】

昨今、ヒナの養育を放棄した大日系の「クマタカ」のツガイに関して地元の新聞が報道している。死んだヒナと放棄されている巣は地元の活動家が5月の下旬に確認した、ということだが、3月の10日~15日頃現在では、この親鳥は未だ活発に行動していたことを小生が確認している。巣放棄の原因は、3月の下旬から5月の半ばにかけて行われた近くの森林の伐採によるものとのことである。そう言えば、3月の下旬頃からその活動が途絶えていて何か符合するものがある。この地域は冬になると交通が遮断されてしまう。そのことが「クマタカ」の営巣活動には好都合にもなっているのだが、一方、関心を持つ善意の第3者の活動を阻むことにもなっている。この悲劇を招いた一方の原因でもある、森林伐採の関係者のみが立ち入ることが出来るこの期間の利用方法に、何か知恵の出しどころがあったのではなかろうか?と思う。残念なことだ。

               大日系のクマタカ(1) 3月10日撮影
kumataka-dainiti3.jpg

                      大日系のクマタカ(2)
撮影に成功したのはツガイの片方のみであるが、尾羽と一方の片羽根に傷のあるのが特徴。
kumataka-dainiti1.jpg

なを、昨年の事であるが、行方不明になっていた(原因はやはり杉の木伐採によるもの)医王山系の南側の個体ですが、この4月に活動しているのを近くで確認したことを、報告しておきます。撮影には失敗しました。ある活動家が心配していたことを思い出し、この欄を借り老婆心まで…。