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2010/10/31

【新たなクマタカの個体】

この夏に新たに発見したエリアの個体です。撮影は10月の24日。来る日も来る日も空しい「空振り」を繰り返しながら、それでも「必ず出てくる!」と確信しながら通った場所です。その日、予定の場所にカメラを据え待っていると、近くから「そこに誰かがいるよ!」「誰だ!、何をしている…」「人の姿は見えないけれど迷彩をかぶせた大きなカメラが見える」「イヌワシを狙っているのだろう」との、近くを通りかかった猟師さんの声。「そうか!睨んでいたとおり、イヌワシが出るんだ!」と意を強くして待つこと約1時間半ほど。背後の山から「ピッピッピー」の声。「クマタカだ!!」と背後の空を見上げるとそこは完全な逆光!。急ぎ、機材を担ぎどうにか半逆光の場所へ移動して撮影した画像です。

                         クマタカ(1)
 逆光のためシルエットに近い。しかし、左翼初列風切り4番目先端近くにある小さな傷。これまでに撮影したことのない白山山系の13個目の識別個体でした。kumataka5-1.jpg

                         クマタカ(2)
         真っ黒。順光で撮影できなかったのが残念!kumataka5-2.jpg

                         クマタカ(3)
  撮影していたところ遠くに出てきたもう一つの個体。このエリアには2羽の個体がいるのだ!このような識別不能な個体はこれで4個体になる。狙っていた対面のエリアにも別の二つの個体がいるのは解っているのだから、収穫的には大きなモノがあった。
kumataka5-3.jpg

 最近の悪天候と、もうすぐやって来る雪の季節のため、このシーズン、この場所に行ける機会はもう無いのでは…?
  この3~4年は、イヌワシとクマタカに熱中。その甲斐があった!と思っています。野鳥生活と人生の終盤に来て何とか越えてきた目標の達成感に、これまで定説化されてきていた「イヌワシとクマタカのエリアに関する問題」や「白山山系のクマタカのエリアの分布とクマタカ同士のエリアに関して」などの記録に関しての見解を、「少しまとめてみようかな…」という気持ちになってきています。
2010/10/04

【イヌワシとクマタカの衝突】

最近、発見した新しいイヌワシのエリア。今までに撮影したどの個体よりも黒光りした逞しい個体に出会い、その雄姿をカメラに納めようと待ちかまえていたところ、出てきたイヌワシに、なんと、杉木立の中から若いクマタカが飛び出してきた。凄い速力で絡み合うのを思わず暫し見とれてしまった。何とかカメラに飛びつき納めたのが次の画像です。

                       イヌワシとクマタカ
レンズは1,800ミリに装填。もう10秒ほどの余裕があれば、もう少し際どく接近したニアミス場面を撮れたのだが…!そうは簡単に、問屋が卸してくれないところが、未だ素人なところ…
inuwasi-kumataka.jpg

     意外にも、攻撃を受け逃げ出したのはイヌワシの方だった。
待ちかまえているカメラの方とは逆の方向へ姿を消してしまった。想定では、カメラの方へと向かって来なければならない筈であったが…山の稜線から姿を現したとき、迷彩の外へ出ていたこちらの姿を、一瞬「見られた!」…、と思ったのが運の尽きだったようだ。方向転換されてしまったのだ。ついてない。これで暫く、この個体との遭遇はあきらめねばならないだろう。
inuwasi-s.jpg

  「写真展」の方、予想以上の人達のご鑑賞を戴いており有り難く思っております。この欄を借りお礼を申し上げます。