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2014/11/17

【ブナオ山のイヌワシ】

二日続きの好天。こんな日に家にいる手は無いと、腰に厚いガードを巻いて、このところ全くご無沙汰をしているポイントへ。顔見知りの研究熱心な情報通の方から、イヌワシの若い個体が出ているとの情報。。それも複数とのこと。とすれば今年の冬のブナヲ山は楽しみ。更に、イヌワシの飛ぶコースに関する最新の情報。(有り難う)。しかし、別の人物からは、「2年前にウサギの疫病が流行し大量のウサギが死んだ」とのこと。この相反する情報の接点は?‥。画像は、今年の春先に撮影したブナオ山のクマタカとイヌワシです。


実はこの画像、視力を失い見えぬ相手にウロウロしている私を見かねて、横合いから家内がカメラに飛びつきシャッターを切ったものです。場所は、ブナオ山観察者の前。ご覧の通り悠々と旋回するクマタカのツガイと慌てふためき対応しているイヌワシです。かすかに下の方に映っているのがイヌワシです。撮影日は(2014.3.11)です。この日は、同時刻に岩間のツガイ(クマタカ)と観察舎の裏側にクマタカ(1個体)が出ていました。私の近くには地元のバーダも数名がいてあれよあれよと確認していたところでありました。問題は、ブナヲ山がクマタカによって占領されていたという事態。これはかってなかったこと。つまり勢力図に変化が起こっているということでは?‥。実はこの場所、昨年の後半から、そこにいたイヌワシのツツガイの姿が見えなくなっていたこと。そこにクマタカのツガイとイヌワシの若い個体の出現、という構図なのです。
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これがブナオ山のてっぺんです。(08.11.12撮影)。豆粒のように映っているのがイヌワシです。(お粗末!)普段ブナオ山のイヌワシは、ここから獲物を見つけては飛び出す、というスタイルを取っていました。ただ、最近、人が入るようになってか、状態が変わった、ということです。その辺のところ、今後も問題になるところでしょう。
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考えられるのは、何かの理由で住まい(エリア)を追われたクマタカのツガイが、新しい安住の地を探してたどり着いたところが空き家になっていたブナヲ山雄谷側であった。そしてたまたまそこで天を見上げていた老夫婦の眼に止まった。ということかも?‥。また、若い個体の出現は、おそらく、姿を消していた雄谷のツガイと直接的な関連があるのでは‥?。場所を変え子育ての準備に熱中していた隙を突かれたのかも?‥。生存を巡る世界は人間の世界と同様‥油断も隙も無いもの。そう考えれば、案外!その辺が正解なのかも?‥。


以下の画像も「蔵出し」です。この日、山は紅葉。山稜の上にイヌワシのツガイを視認。満を持して待ち構えていたところ、勢いよくカメラの射程距離に下りてきたところ。ただ、これでは“絵”にならない。
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  正面に回って来てもこんな感じ。もう少し何とかならないものか!と思うのですが‥
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  上から突入の感じですが‥。やはり、今イチ-。
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  何とか絵にしようと縦に切ってみましたが‥
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山稜の上から「ハイ、サイナラ!」と言っているのですが‥。やはり黒い只の物体!絵になりませんね-。
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白山のイヌワシは、何と言っても、新雪の積もった山腹を背景にしたショットでしょう。そんな日は例え杖にすがっても行きますので(最近は、何時も双ですが‥)、現地で会いましたらよろしくお願いいたします。

2014/11/04

【クマタカ続】

その間、お隣の「普正寺の森」ではコマドリ、ムギマキ、ハイイロオオチュウ等が出て、結構楽しまれた方もいたということでしたが‥。こちらは、その間、家内が「孫守り」のために留守。通院の問題もあって、約2週間ほど腰痛を抱えながら、炊事、洗濯、食料の調達など、かって、やったことの無い苦役に従事。フラフラになり子供達のいる名古屋に逃げ込み、やっと“任務”から解放されて帰って来たのが11月に入ってからのこと。その間、大事な一ヶ月間を無駄に過ごしたような気分。本当に参りました。画像は、前回のブログが好評であったことのようですので、続編ということにしました。


前回の個体です。睨みの効いたこの顔!。やはり良いですね!ー。記録を見ると撮影は「13年2月2日」となっています。下は雪山。
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以前、紹介したことのある場面です。同じエリアに出てくる別の個体。撮影は「13年2月22日」。
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飛び上がった瞬間。実はこの個体。この後、枯れ枝を口に咥えるなど、怪しい動きを初めたので注視していたのですが‥。
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 上と同じ個体です。“金属性”の爪が綺麗。そして凄い。この爪で小動物を捕まえるのだから、ひとたまりもありませんね!
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 「13年2月28日」。どちらの固体かは解らないが、ますます増す怪しさを動きに期待大であった!‥のだが‥
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「13年3月1日」。怪しい動きを始めているそのポイントは、この谷底と睨んで、上から見下ろしてのカメラ位置。睨んだ通りカラスが近づいたときに飛び出してきたのが2羽のツガイ。「やはりここだ!ー」。この後は、腰痛の問題もあって現場をあまり刺激しない方が良いと考え作業を中断。雪解けの後、期待を抱いて行ってみると、なぜかその気配が全くなく、その後ツガイの姿も消えてしまい唖然。その間に一体、何があったのか!ー。誰かのー、不用意な人間の行動が原因になったのでは?。それ以外には考えられない。!?‥
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この谷底での出来事。無事を見届けること無く終わったこと誠に遺憾、残念なことでした。